ローズ氏 処分解除の要請却下も「殿堂入りの機会を得たい」

[ 2015年12月16日 10:08 ]

記者会見を行うピート・ローズ氏 (AP)

 大リーグ機構から野球賭博への関与で永久追放となり、処分解除の要請が却下されたピート・ローズ氏(74)が15日、ネバダ州ラスベガスで記者会見を開いた。

 ローズ氏は今でもスポーツを対象にした合法の賭け事や競馬をしていることなどを理由に会見の前日となる14日に資格回復の要求をコミッショナーのロブ・マンフレッド氏(57)から退けられた。

 大リーグ歴代最多となる通算4256安打を放ったヒットキングはこの決定に対して「失望している。私はギャンブルの依存症ではない」と反論。資格回復を検討してくれたコミッショナーに感謝しながらも、納得のいかない様子だった。

 永久追放処分の対象者は米国野球殿堂入りの選考から除外されているが、「私は野球人で、それはこれからも変わらない」とローズ氏。「機会を得られたらすばらしい」と殿堂入りへの望みを捨てていなかった。

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