震災風化させぬために…早大・山城、長谷川、小太刀 豪華メンバー熱血指導

[ 2015年12月16日 08:48 ]

「奇跡の一本松」を背に伊藤コーチ(左端)の説明を聞く(右から)早大の小太刀、山城、小島、長谷川
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復興へのプレーボール~陸前高田市・高田高校野球部の1年

 早大からは山城舜太郎捕手(3年=済々黌)、長谷川寛(ひろ)外野手(2年=仙台育英)、小太刀緒飛(こだち・おとわ)内野手(1年=日本文理)も参加。いずれも高校で華々しい球歴を持つ豪華メンバーが熱心に指導した。

 浪人時代の12年に石巻市を訪れた経験を持つ山城は、かさ上げ工事が続く陸前高田市内を見て「急ピッチで作業は進んでいますが…。僕らが何かを言うのはどうかとも思う」と複雑な表情。同じく被災した仙台市の仙台育英に進んだ長谷川は「震災を風化させないために自分ができることを伝えたい」。小太刀も「普通に野球ができることに感謝したい。いい機会を頂いた」と話していた。

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