アスレチックス右腕 ヘビに噛まれた息子が無事回復「心の強い子」

[ 2015年12月13日 10:57 ]

ジョン・アックスフォード投手の息子ジェームソン君は車いすに乗りながら始球式を行う (AP)

 米国のCBSスポーツは12日、アスレチックスの救援右腕ジョン・アックスフォード投手(32)の3歳になる息子ジェイムソン君が、ガラガラヘビに噛まれたダメージから順調に回復していると伝えた。

 ジェイムソン君は3月、ガラガラヘビに右足を2回噛まれて入院。右足を切断する危機に見舞われたが、1カ月間、集中治療室で効果的な処置を施され、容態は回復に向かった。5月には車いすに乗りながら始球式を行うなど、元気な姿を披露。現在は、普通の3歳児と同じように飛び跳ねたり走り回ったりしているそうで、「辛い時期を過ごしたが、ジェイムソンは本当に心の強い子だ。そう言えることが本当にうれしい」と父親のジョンはメディアに語っている。

 アックスフォードは今季、ロッキーズでキャンプの招待選手からスタート。息子同様、強い精神力で開幕メジャーをつかみ取ると、クローザーとして60試合に登板し、4勝5敗25セーブ、防御率4・20をマーク。オフに戦力外となったが、9日にアスレチックスと2年総額1000万ドル(約12億円)で契約を交わした。

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2015年12月13日のニュース