ドジャース新監督、母は日本人…岩隈に期待「日本語磨かないとね」

[ 2015年12月8日 08:25 ]

契約合意が判明した岩隈久志投手について語るドジャースのデーブ・ロバーツ新監督

 米大リーグ各球団の首脳ら関係者が一堂に会するウインターミーティングが7日、テネシー州ナッシュビルで始まり、岩隈久志投手(34)との契約合意が判明したドジャースのデーブ・ロバーツ新監督は「岩隈は健康であれば先発投手の中でもトップの存在だ」と大きな期待を寄せた。米メディアによると、契約は3年で総額4500万ドル(約55億4千万円)。

 43歳のロバーツ監督は母親が日本人の沖縄生まれで、外野手だった現役時代はドジャースで野茂英雄や石井一久と同僚だった。日本語はほとんど話せないが、岩隈とコミュニケーションを取る必要があり「母親からもう一度習って、日本語を磨かないといけないね」と笑った。

 ドジャースは先発の柱だった通算142勝のグリンキーが同じナ・リーグ西地区のダイヤモンドバックスに移籍することになり、マリナーズでの4シーズンで通算47勝を挙げた岩隈にはその穴を埋める役割が期待されている。(共同)

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