由伸監督 脇谷に期待大「私と井端の穴を埋めてくれる」

[ 2015年12月8日 05:30 ]

高橋監督(左)から帽子をかぶせてもらいVサインの脇谷

 巨人は7日、西武からFA宣言した脇谷亮太内野手(34)の入団発表を、東京・大手町の球団事務所で行った。今季と同額の年俸2400万円プラス出来高払いで単年契約。

 人的補償での移籍から古巣にFA復帰した史上初のケースとなった脇谷は「ここ一番の集中力、一打は自信のあるところ。勝負強さを発揮したい」と決意を語った。

 二塁、三塁のレギュラー候補であるとともに、球団は勝負強い打撃も高く評価。同席した高橋新監督は「選手としての幅も広がってだいぶ成長した。私も井端も引退して、穴を埋めてくれるかなと思う」と貴重なベテランとして大きな期待を寄せた。

 3シーズンぶりの巨人復帰。自主トレを長年ともにした後輩に対し、高橋監督は「内外野どこでも守れるのは、西武に行って成長した部分。巨人にいたころに戻らないようやってもらいたい」と活を入れた。写真撮影の際、ユニホームを着せるポーズを求められた指揮官は「自分で着れば?」と場を和ませるジョーク。来季の目標を聞かれた脇谷は「ズバリ胴上げです」と恩返しを誓った。(大林 幹雄)

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2015年12月8日のニュース