ヤクルト・秋吉 倍増以上勝ち取った 来季守護神へ意欲

[ 2015年12月8日 12:56 ]

倍増で契約更改した秋吉は笑顔で来季の目標を色紙に書く

 ヤクルトの秋吉亮投手(26)が8日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3200万円から大幅増となる来季年俸6800万円でサインした(金額は推定)。

 今季は守護神のバーネットにつなぐセットアッパーとして球団新記録の74試合に登板して22ホールドを記録するなど、6勝1敗、防御率2・32の好成績で14年ぶりのリーグ優勝に貢献。最初の球団からの提示額は6500万円だったが、ビハインドの展開での登板やイニングをまたいでの登板の多さをアピールし、300万円の上積みを勝ち取った。

 バーネットが退団する可能性が高く、3年目の来季は守護神の筆頭候補でもある右腕は「(新人だった)去年も経験はある。抑えなら連投も多くなると思うので、オフはウエートや走り込みをしっかりやりたい。直球やスライダーの失投もなくさなければいけない」と意欲。現在、体脂肪7%、体重78キロと細身でもあり、1年を通して投げる体力をつけるため「体脂肪をキープして体重を82キロぐらいにしたい」とオフの課題を語った。

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2015年12月8日のニュース