元オリ助っ人、インディアンスが獲得希望 大記録阻止された相手は…

[ 2015年12月8日 13:15 ]

ジョーイ・バトラー外野手 (AP)

 インディアンスは6日、ジョーイ・バトラー外野手(29)の獲得をレイズに対して申し出たことを発表した。

 レイズは3日にバトラーへ事実上の戦力外とされるDFAを通告。DFAとした選手に対して球団は10日以内にトレードに出すか、ウエーバー公示にかけるなどの措置をとるが、ウエーバー公示期間中に獲得を希望する球団があれば、移籍が可能。今回のケースがこれに当てはまり、バトラーのインディアンス入団はほぼ確実となった。

 バトラーは日本でのプレー経験があり、2014年のシーズン途中にオリックスと契約。21試合に出場して打率2割3分1厘、2本塁打、6打点という数字を残した。レイズで米国球界へ復帰した今季は88試合に出場して2割7分6厘、8本塁打、30打点をマーク。7月1日のインディアンス戦では9回2死まで無安打無得点投球を続けていたカラスコから中前打を放ち、大記録を阻止した。

 奇しくも移籍先がそのインディアンスとなりそうだが、悔しい思いをしたカラスコは同日に自身のツイッターを更新。「ジョーイ、インディアンスへようこそ。あのヒットのことは許してやるよ」とユーモアのセンスを感じさせるメッセージをバトラーへ送った。

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