大リーグ、各球団に動き マリナーズは先発左腕獲得で岩隈の穴埋め

[ 2015年12月8日 09:25 ]

ウェード・マイリー投手 (AP)

 マリナーズとレッドソックスとの間で7日、2対2のトレードが成立し、マリナーズはウェード・マイリー投手(29)とジョナサン・アロ投手(25)を、レッドソックスはロエニス・エリアス投手(27)とカーソン・スミス投手(26)をそれぞれ獲得した。

 フリーエージェント(FA)で岩隈を失ったマリナーズはすぐさま先発投手の補強に動き、メジャー5年間で通算49勝と実績のある先発左腕のマイリーを獲得。ダイヤモンドバックスから移籍した今季は32試合に登板して11勝11敗、防御率4・46という数字を残した。救援右腕のアロは今季、6試合に登板して防御率6・97。

 レッドソックスへ移る先発左腕のエリアスは今季、22試合に登板して5勝8敗、防御率4・14と不本意な成績だったが、メジャーデビューを果たした昨季は10勝をマークした。救援右腕のスミスはチームトップの70試合に登板して2勝5敗、防御率2・31。

 同日には、他球団でも動きがあり、ロイヤルズはベテラン右腕のクリス・ヤング投手(36)と2年総額1150万ドル(約14億1800万円)で再契約に合意。さらにブルペンを強化すべく、パイレーツからFAとなっていた通算202セーブの右腕、ホアキム・ソリア投手(31)を3年総額250万ドル(約30億8300万円)で獲得した。

 また、カブスはオフにFAとなっていた先発右腕のトレバー・ケーヒル投手(27)と1年425万ドル(約5億2400万円)で再契約。メジャー7年間で通算65勝を記録した同投手は、2010年のアスレチックス時代には18勝を挙げたこともある。

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