青木がサプライズ登場!山田に背番1手渡す「ずっと隣の部屋にいた」

[ 2015年12月8日 17:18 ]

青木から背番号「1」を受け取る山田

 今季「トリプルスリー」を達成したヤクルトの山田哲人内野手(23)が8日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、8000万円から大幅増となる来季年俸2億2000万円でサイン(金額は推定)。交渉後の会見では元ヤクルトの青木宣親外野手(33=現マリナーズ)が登場し、山田が来季から受け継ぐことが決まった背番号「1」のユニホームを手渡すサプライズもあった。

 青木は6日に帰国。家族で旅行していた軽井沢から帰京し、後輩の晴れの場に花を添えた。「このために来たんだからな。ずっと隣の部屋にいた」という青木に、「めっちゃびっくりなんですけど。まったく知らなかった」と山田。さっそくユニホームに袖を通し、「この番号に恥じないように頑張りたい」と来季のさらなる活躍を誓った。

 「1」は若松、池山、青木ら歴代スターが背負った「ミスタースワローズ」の象徴の番号。青木は「自分も若松さんの番号を引き継いだ。ヤクルトの1番は特別な番号。プレーだけでなく、人間的にもチームを引っ張ってほしい」と後輩にエールを送った。

 ◆ヤクルトの背番号1◆
1950~53 井上 親一郎
1954~55 宇野 光雄
1956~60 佐々木 重徳
1961~65 杉本 公孝 
1967~70 奥柿 幸雄
1972~89 若松 勉
1992~99 池山 隆寛
2001~06 岩村 明憲
2010~11 青木 宣親

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