岩隈、去就「早く決めたい」　マ軍本腰で青木と同僚になる可能性も

神戸でイベントに参加した岩隈（右）。左は車いすバスケットの吉田絵里架

　マリナーズからＦＡとなった岩隈の去就は、７～１０日（日本時間８～１１日）にテネシー州ナッシュビルで開催されるウインターミーティングがヤマ場とみられる。マ軍のディポトＧＭは「岩隈の残留がオフの最優先事項」とするが、ＣＢＳによると、当初の提示額は２年２４００万ドル（約２９億５２００万円）程度。複数の米メディアが見積もる３年４０００万～４５００万ドル（約４９億２０００万～５５億３５００万円）とは大きな隔たりがある。

　岩隈はマ軍から提示された年俸１５８０万ドル（約１９億４３００万円）のクオリファイング・オファーを拒否し全球団との交渉が可能となった。ロイヤルズ、ジャイアンツなどが名乗りを上げ、その後はカブス、ヤンキースなども参戦して１０球団前後の争奪戦に発展しているもようだ。

　岩隈はこの日、神戸市内で行われたイベントに参加。去就については「まだ決まっていない。早く決めたいとは思いますけどね」と話すにとどめた。マ軍もいよいよ本腰を入れるとみられ、プライベートで仲が良く、同学年の青木と同僚となる可能性も残されている。