武田久1800万円でサイン…2年で年俸13分の1も現役続行

[ 2015年12月3日 05:30 ]

2年連続で限度額を超える更改となった武田久

 13年目の今季、初めて1軍登板なしに終わった日本ハム・武田久は札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、8000万円から6200万円減となる年俸1800万円プラス出来高でサインした。3月に左膝、8月に右膝を手術し「さすがに2回目のときはそろそろと思ったが、球団がもう一度頑張れと言ってくれた」と現役続行を決断した。

 昨季の年俸2億4000万円から、2年連続で減額制限を大幅に超え、年俸はわずか2年で約13分の1となった。それでも、通算167セーブの右腕は「給料は月々振り込まれ、税金は別にとっているので」と心配なし。患部の状態についても「まだ走れないが、術後3カ月としては順調に回復してきている。春季キャンプには間に合う」と、来年2月1日からブルペンで本格投球を再開する見通しだ。(横市 勇)

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