キューバ代表内野手、メジャー球団との契約求め亡命 WBCでも活躍

[ 2015年12月3日 15:09 ]

キューバ代表チーム (AP)

 NBCスポーツなど米国の複数メディアは2日、キューバ代表で正二塁手として活躍するホセ・フェルナンデス内野手(27)が、亡命目的で国を離れたと報じた。メジャー球団との契約を望んでいるという。

 フェルナンデスは一度亡命に失敗しており、そのペナルティーのために今季(2014年-15年)のキューバ国内リーグでは、ほとんどの試合で出場を許されなかったという。だが、昨季(2013年-14年)は314打数で打率3割2分6厘と好成績を残している。

 キューバでは少ない左打者のフェルナンデスは、国際大会でも活躍を見せ、2013年に開催されたWBCでは21打数で打率5割2分4厘とハイアベレージをマーク。同大会で三振を喫することが一度もなく、選球眼も優れていることから、メジャーのスカウトの評価も高いとメディアは伝えている。

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