阪神ヘイグ、“天敵”マイコ撃ちに自信 突撃取材にツイッター返信

[ 2015年12月3日 09:58 ]

来季、阪神に加入するマット・ヘイグ内野手

 来季から阪神に加わるマット・ヘイグ内野手(30=前ブルージェイズ)が2日、短文投稿サイトのツイッター上でスポニチ本紙の直撃取材に応じ、“虎の天敵”とも言える巨人・マイコラス攻略に自信を見せた。

 質問を投げかけたのは午後2時19分だった。

 「今年、タイガースはジャイアンツのマイルズ・マイコラスにたくさんやられました。彼からたくさんヒットを打ってくれますか?」

 フォロワー数に目をやれば、なんと約1万2000人。これだけの“人気者”から、まさか反応はあるまいと思っていた。ところが、そのまさかの返信があった。淡い期待が実った瞬間だ。

 午後3時57分、メッセージは次のように記されていた。

 「haha we shall see」

 直訳すれば、「はは。まあ、見ていてくれよ」か。もう少しくだけた表現にすれば、「いずれわかるさ」といったところか。とにかく、強い自信の伝わる言葉だった。

 前日1日には球団の正式発表に先立って、ツイッターで「フライング入団発表」を行った“ツイッター外国人”。スポニチ本紙の直撃取材に対する第一声もしっかりと“つぶやいて”くれた。

 3位に終わった今季の雪辱を期す猛虎にとって巨人は変わらない宿敵だ。特にリーグ優勝したヤクルトには13勝12敗と勝ち越しながら巨人に対しては9勝16敗と大きく負け越し。優勝を逃した大きな要因だった。

 中でもマイコラスには大苦戦。5度の対戦で3勝を献上し、逆に1勝もできなかった。天敵攻略は来季へ向けた宿題。当然新戦力として加わるヘイグへの期待は大きい。今季は主にブルージェイズ傘下3Aで136試合に出場、打率・338、11本塁打、92打点の好成績でインターナショナルリーグのMVPに輝いた。日本でどんな活躍を演じてくれるのか。あのマイコラスを本当に打倒してくれるのか。楽しみに見たい。(柳澤 元紀)

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