捕手の本塁でのブロック禁止…秋山、守備位置「1~2メートル前に」

[ 2015年12月3日 10:11 ]

ゴールデン・グラブ賞を受賞し、トロフィーを手に記念写真に納まる17選手(前列左から)菊池、畠山、中村、前田健、涌井、炭谷、中田、松田(後列左から)大島、丸、福留、鳥谷、川端、今宮、柳田、秋山、清田
Photo By スポニチ

第44回三井ゴールデン・グラブ賞表彰式

 来季から野球規則が改正され、捕手が本塁上で走者をブロックすることが禁止されることを受け、今季リーグトップタイの7補殺を記録した西武・秋山が対応策を口にした。

 「得点阻止のケースで、ポジショニングがこれまでより1~2メートル前になる感じがある。これまでは銀さん(炭谷)が体を張ってくれていたから(ブロック禁止は)0.5秒ぐらいじゃ済まないような差。外野手にとってもだいぶ違う」。

 捕手がホームベースを空けた状態では当然、走者がセーフになる確率は上がる。このため、ブロックを期待してのイチかバチかの送球は打者走者の進塁を許すだけの結果ともなりかねず「投げてはいけないケースも増えてくると思う」と予測した。

 3年連続ゴールデン・グラブ賞受賞となった広島・丸も「今以上に送球の正確性が要求される」と表情を引き締めていた。

続きを表示

2015年12月3日のニュース