プレミア12開幕へ小久保監督「何が何でも世界一」大谷が先陣

[ 2015年11月7日 17:33 ]

記者会見を終え、握手する日本代表の小久保監督(左)と韓国代表の金寅植監督

 初開催される野球の国際大会「プレミア12」は8日、札幌ドームで1次ラウンドB組の日本―韓国で開幕する。先発投手は日本が大谷(日本ハム)、韓国は左腕の金広鉉と発表された。

 日本代表は5、6日に強化試合を行った福岡から札幌へ移動し、日本ハムの室内練習場で最後の調整を行った。小久保監督は韓国の金寅植監督とともに札幌市内のホテルで記者会見し「何が何でも世界一を取れるように頑張る」と抱負を語った。

 1次ラウンドの残りの試合と決勝トーナメントの準々決勝は台湾で行われ、準決勝と決勝、3位決定戦は東京ドームが舞台となる。

 ▼韓国・金寅植監督 日本は12チームの中で最も強いが、最善を尽くす。全体での練習は少なかったが、普段の実力を出したい。完全に仕上がっているとは言えず、けがで出場できない選手もいるが、全力を尽くして有終の美を飾りたい。

 ▽プレミア12 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が定める世界ランキング上位12カ国・地域で争う大会。6チームずつ2組に分かれて総当たりの1次ラウンドを行い、各組の上位4チーム、計8チームが決勝トーナメントへ進む。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のような球数制限はない。コールド制を採用し、5回15点差以上、7回10点差以上で、準決勝と決勝では適用されない。延長戦は無死一、二塁からプレーするタイブレーク制で決着がつくまで行う。世界ランキングは直近4年間のWBSC主催や公認大会の成績から算出され、21歳以下、18歳以下など世代別の大会の成績も反映される。

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2015年11月7日のニュース