由伸監督 リーグ最低成功率のバント特訓へ「数字にも出ている」

[ 2015年11月7日 08:40 ]

歓迎セレモニーで花束を受け取る高橋監督

 巨人は7日から始まる秋季キャンプに向けて宮崎入り。個々のレベルアップを求める高橋新監督は「投手も野手もバントの成功率が悪かった。数字にも出ている」と今季リーグ最低に終わったバント成功率・703を向上させる方針を掲げた。

 今季の1点差ゲームは30勝29敗とぎりぎり勝ち越し。勝負どころでバントをミスし、勝てる試合を自滅で落とす場面が目立った。今キャンプはチーム単位ではなく個々に目的を持って練習することが多くなるが、バントは全選手共通の課題だ。

 バントの練習場は、旧室内練習場がメーンになる見込み。球速や球種の異なる15種類のバーチャルマシンを設置。「より実戦に近い形でやるほうがいい。ひたすら同じ球種でやるよりもね。監督になって、ふと思った」と指揮官。今季までの経験を生かし策を練った。

 宮崎空港では約200人のファンが歓迎。「慣れ親しんだ宮崎で心技体レベルアップできるように。当然、厳しいキャンプになると思います」と地獄のキャンプを宣言した。7日には監督としてのユニホーム姿を初披露する。 (川手 達矢)

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2015年11月7日のニュース