阪神・和田前監督がフロント入り オーナー付アドバイザー就任へ

[ 2015年11月7日 05:30 ]

オーナー付アドバイザーとしてフロント入りすることになった和田前監督(右)。左は坂井オーナー

 前阪神監督の和田豊氏(53)が来季からフロント入りすることが6日、明らかになった。オーナー付アドバイザーという新設ポストを任される見込みだ。

 和田氏はチームが3位に終わった今季限りで監督を退任、退団したが、1985年の入団から連続しての球団史上最長となる31年間、ユニホームを着続けた。かねて球団内では「監督まで務めた功労者。ゆくゆくはフロントへ」との位置づけをしており、10月の退団後も処遇について協議を重ねていた。

 今月に入ってからも、坂井信也オーナー(67=電鉄本社会長)と四藤慶一郎球団社長(55)が会談を持った。そして5日に四藤球団社長と和田氏が会談し、フロント入りが決定した。

 現状では編成面に積極的にタッチする予定はなく、フロントと現場の橋渡し役を期待されているという。ただ、かつては星野オーナー付シニアディレクター(SD、現楽天野球団副会長)が編成面に携わった経緯もあることから、ゆくゆくは任務に加わる可能性もある。

 球団内では外部での勉強を勧める声もあったが、これまで橋渡し役を務めていた中村勝広GMが9月に急逝。今回の抜てきとなった。

 和田氏は85年に阪神へ入団。01年に現役引退後も1、2軍でコーチを務め、12年から4シーズンにわたって監督を務めた。経験豊富なだけではなく、金本知憲新監督(47)とは選手と監督、選手とコーチとしても接しており、橋渡し役としては適任と言える。

 ◆和田 豊(わだ・ゆたか)1962年(昭37)9月2日生まれ、千葉県出身の53歳。我孫子から日大を経て、84年ドラフト3位で阪神入り。巧打の内野手として88年に遊撃のレギュラーに定着。01年に打撃コーチ兼任となり、同年限りで引退。通算1713試合で打率・291、29本塁打、403打点、93盗塁。02~11年は阪神コーチ、12年から15年まで阪神監督を務め、通算273勝281敗21分け、勝率・493。最高順位は13、14年の2位。14年は日本シリーズにも出場した。

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