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阪神・関本“神がかり”サヨナラ!代打でバット振らず捕逸劇勝

<神・D>9回無死一、三塁、代打・関本の時、サヨナラ捕逸

セ・リーグ 阪神4―3DeNA

(9月29日 甲子園)
 クライマックスシリーズ(CS)進出だけは逃せない阪神に、3―3の9回に幸運すぎる結末が転がり込んだ。先頭・江越が三振振り逃げで出塁し、俊介の投前犠打がロペスの失策を誘って無死一、三塁。代打・関本の4球目、外角へのボール球は嶺井の捕逸となり、江越がサヨナラのホームを踏んだ。「代打の神様」が、バットを振らずして1勝をもたらした。

 「正直、打てる気は全くせんかった。ラッキー。俺らしくていいのと違うのかなぁ。スーパースターならそういうところで打つんだろうけど、俺はそうじゃない」

 引き揚げる関本に満面の笑みが浮かぶ。代打登場時に4万観衆から注がれた声援は、圧倒的な大きさだった。前日、今季限りで現役引退することが判明。「(引退は)きのう(28日に)決めました。球団には伝えた」と話してグラウンドへと向かっていた。阪神一筋19年のベテランが、散り際で見せた「貫禄勝ち」。優勝を期しながら失速した12連戦で最後に連勝を収めた和田監督は「セキの顔というか、何とかしようというのが勝ったのだと思う」と言った。

 関本は右背筋痛が治って8日に1軍に戻ってきてから10打数6安打3打点。驚異の成績を残しながらの決断には、秘めたる思いがあった。「まだできるかな、という気持ちがある中でやめたら、ずっと野球を好きなままやめられる」。ユニホームを脱ぐことに未練がないといえばうそになる。?藤もあった。それを上回ったのは、野球への純粋な思い。思うようなプレーができず、野球を嫌いになってやめることだけは嫌だった。

 近日中に会見し、10月4日のレギュラーシーズン最終戦・広島戦(甲子園)で引退セレモニーが用意される予定。ただ、見据えるのはその後のポストシーズンだ。「必死のパッチ。(日本)シリーズを目指して最後まで頑張ります」と決めぜりふ。一日でも長く大好きな野球と向き合うことが、19年間応援してくれた阪神ファンへの恩返しになる。 (森田 尚忠)

[ 2015年9月30日 05:30 ]

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