和田監督 ドキドキの首位死守「本当によく暴れましたね」

[ 2015年9月3日 22:14 ]

<神・広>険しい表情で汗を拭う藤浪
Photo By スポニチ

セ・リーグ 阪神5―1広島

(9月3日 甲子園)
 先発・藤浪の乱調にハラハラしながらも、首位の座を死守した阪神・和田監督は試合後、安どの表情を浮かべた。

 「(四球が)9つですか。本当によく暴れましたね。ただ要所で抑えた。ほとんど自作自演ですけど…。ナイス・ピッティングと言っていいのか」。6回に福留の勝ち越しソロ、7回にマートンの3点打でダメ押しするまではどちらに転んでもおかしくない試合だった。それだけに何とか7回を1失点に抑えた右腕には内心ヒヤヒヤだったに違いない。

 ここまでチームは3連敗。不振のゴメスを2年目で初めて5番に降格させ、4番には移籍後初となる福留を起用した。その福留が決勝弾の活躍に「ここで決めるのが孝介」と称えながらも「ゴメスが打てばはまったと言えるが…」と4打数無安打に終わった助っ人を心配していた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年9月3日のニュース