イチロー 王さん超え日米通算5292出塁!今季18度目マルチ

[ 2015年9月3日 04:20 ]

勝利を喜ぶマーリンズのイチロー(中)、イエリチ(左)、オズナ(AP)

ナ・リーグ マーリンズ7―3ブレーブス

(9月2日 アトランタ)
 マーリンズのイチロー外野手(41)が2日、アトランタで行われたブレーブス戦で2試合ぶりに「6番・右翼」で先発に復帰し、4打数2安打、1得点をマークし、7―3の勝利に貢献した。打率は2割5分2厘。マーリンズは3連勝で、ナショナルリーグ、東地区でブレーブルを上回り3位に浮上。ブレーブスは8連敗となった。

 イチローは日米通算5292出塁(4205安打、977四球、110死球)として、王貞治氏(75)の日本記録5290出塁を更新。また、日米通算2001得点(日658、米1343)に伸ばした。安打数もメジャー通算2927安打として、アスレチックスなどで活躍した歴代37位のアイ・シモンズ氏に並んだ。

 第1打席は中直に倒れたが、2―3と逆転を許した4回には先頭で中越え二塁打を放ち、同点のホームを踏んだ。5回には6―3とリードを広げた2死走者なしで打席が回ってきたが、二ゴロに倒れたものの、8回には1死走者なしで二塁への内野安打でこの日2安打目。8月22日以来の今季18度目のマルチ安打を記録した。

 ▼イチローの話(チーム今季最長の20連戦が終了。過酷とされる夏場の連戦中に意識したことを問われ)僕にとってはゲームがあった方が楽です。(試合前の練習などで)余計なことはしないということくらい。ただ(この日のような昼の)12時のゲームはちょっと睡眠の問題がありますが…。

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