またも…今度は打球追い負傷 球場での事故相次ぐメジャーリーグ

[ 2015年9月3日 17:12 ]

レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークでファウルボールを追うファン (AP)

ア・リーグ レッドソックス8―13ヤンキース

(9月2日 ボストン)
 レッドソックスは2日、ヤンキースと行われた同日の試合で、ファウルボールを追う際に転倒して病院へ搬送されたファンが退院できる見込みであると発表した。

 AP通信によるとファンは男性で、1階席に座って試合を観戦中に飛んできたファウルボールをキャッチしようとしたが、バランスを崩して通路に頭を打ちつけたとのこと。球場の医療スタッフが駆けつけ、脳振とうの疑いがあるとして男性を病院へと搬送したが、幸いにも大事には至らなかった模様だ。

 今季のメジャーリーグではファウルボールが当たってファンが負傷するなど、アクシデントが相次いでおり、同球場では6月に折れたバットが女性ファンを直撃し、一時は生命の危機に陥る重篤な事態が発生。さらに、つい先日の8月29日にはブレーブスの本拠地ターナー・フィールドで男性ファンがバックネット裏の観客席最上階から転落して死亡する悲劇に見舞われた。

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2015年9月3日のニュース