メジャー10球団視察も…大谷 修正できず6回3失点4敗目

[ 2015年9月3日 05:30 ]

<日・ロ>初回無死一塁、角中に右越え2ランを打たれる大谷

パ・リーグ 日本ハム2-4ロッテ

(9月2日 東京D)
 最後まで修正できなかった。日本ハム・大谷は初回に角中に2ランを浴びるなど、6回7安打3失点。最速159キロを計測しながらも今季4敗目を喫し、「(角中には)油断したような直球でいらないホームランだった」と反省した。

 7回も大谷は続投を志願したが、厚沢投手コーチは「きょうは最初から最後まで探るような投球だった。こういうときには、早めに代えた方がいい」と却下。これには大谷も「走者を出している割に点を取られなかったが、勝てる投球でなかったと言われればそうだった」と従った。

 バックネット裏にはメジャー球団のスカウト陣が陣取り、大谷を目当てに10球団19人が熱視線を送った。ロイヤルズのルイ・メディーナGM特別補佐は「スプリットが印象的で美しかった。初めて見たがとても可能性を感じる」と、敗戦投手になったが大谷への評価は高かった。

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