V弾の4番福留「4番目の意識」1000安打マートンは「感謝」

[ 2015年9月3日 21:57 ]

<神・広>6回1死、右越えソロを放つ福留

セ・リーグ 阪神5―1広島

(9月3日 甲子園)
 移籍後初めて4番に入った阪神・福留が決勝弾でベンチの期待に応えた。

 この日、日本通算1000安打を達成したマートンとのお立ち台。福留は「4番ではなく4番目の意識で打席に入った。感触は良かったが、甲子園は広いんでちょっと心配になった」と振り返った。

 同点の6回1死で福井から右翼席に運ぶ勝ち越し弾。粘りの投球を続ける藤浪にリーグ単独トップ12勝目をもたらす貴重な一発となった。

 そして初回のメモリアル安打を含む3安打4打点と奮起したマートンは「たくさんの人に感謝したい。(前監督の)真弓さん、和田監督、家族、奥さんにも感謝したい」と穏やかな表情を浮かべた。

 英語で答えたマートンに対し、「日本語でいいですか?」とおどけた福留も「カブスの時に一緒にプレーしていた。凄いこと」と来日6年目でのスピード達成を称えていた。

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2015年9月3日のニュース