両軍ベンチ総出!アストロズ外野手がヤンキースを挑発「黙れ!」

[ 2015年8月26日 15:44 ]

ヤンキース戦の7回に10号3ランを放ったアストロズのカルロス・ゴメス外野手 (AP)

ア・リーグ アストロズ15―1ヤンキース

(8月25日 ニューヨーク)
 25日にニューヨークで行われたアストロズとヤンキースの一戦で、両軍ベンチ総出となる事態が起きた。

 6回のアストロズの攻撃、1死一塁の場面でカルロス・ゴメス外野手(29)が打席に立つと、ヤンキースの3番手・カプアーノの前にセンターフライに倒れた。すると、三塁側の自軍ベンチへと戻る際、ゴメスはヤンキースベンチをにらみつけながら「黙れ!」と挑発的な言葉。

 これに反応したのが、捕手のマーフィー。本塁上でゴメスと口論となり、瞬く間に両軍ベンチは総出。ただ、マーフィーとゴメス以外の選手はみな冷静で、事態はすぐに収まり、退場者が出ることもなかった。

 どうやらこれには2回のゴメスの打席に伏線があるようで、二塁打を放った同選手はバットを派手に放り投げ、さらに二塁ベース上で右手を高々と突き上げると、その後も相手の神経を逆なでするようなパフォーマンスを続けた。

 これを快く思わなかったヤンキースベンチは6回の打席でゴメスに対して言葉でやり返したというのが事の顛末。直後の7回の打席では10号3ランをかっ飛ばし、今度は結果で“応戦”したゴメスは6回の場面について「ヤンキースの連中が自分に何を言っているのか分からなかった。だから言いたいことがあるなら、ここまで来て面と向かって言えよと思ったまでさ」とのコメントを残した。

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2015年8月26日のニュース