中日 2カ月ぶり最下位脱出!7年目の小熊 先発プロ初勝利 

[ 2015年8月26日 22:01 ]

<D・中>勝利投手の小熊はウイニングボール手にポーズを決める

セ・リーグ 中日4―3DeNA

(8月26日 横浜)
 中日が3連勝で、DeNAと入れ替わり最下位を脱出した。小熊が7月9日の阪神戦(甲子園)以来の先発で、7回1/3を4安打3失点の力投を見せ、13年9月29日以来の白星。また、先発ではプロ入り7年目で初白星をマークした。

 「きょう勝てば最下位脱出と思っていたので、勝利に貢献できてうれしく思います。又、つぎにチャンスをもらえたら、勝てる様に頑張りたい」淡々と語ったが、「いままでで一番うれしいです」と久々の勝利の味をかみしめていた。

 初回に149キロをマークするなど、立ち上がりから全力で飛ばし、カーブの緩急を生かして凡打の山を築いた。6回の2死一、二塁のピンチでは、今季習得したシュートで筒香を二ゴロに仕留めた。

 打線は2回に平田の左中間12号ソロで先制。4回に敵失絡みで勝ち越すと、2―1の6回にはルナが左越え8号ソロを放ち小熊を援護。7回にも亀沢のタイムリーで1点を加えた。

 チームは最近の10試合で9勝1敗。借金を10にまで減らし、6月21日以来となる最下位脱出を果たした。谷繁監督は「(5位を)目指しているわけではない。うちは一つでも勝っていかないといけない」と、5・5ゲーム差で追う3位の巨人を見据えていた。

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2015年8月26日のニュース