中日 ついに今季ハマスタ初白星!執念継投で延長戦制した

[ 2015年8月26日 05:30 ]

<D・中>延長12回2死三塁、エルナンデスは適時打を打つ

セ・リーグ 中日5―4DeNA

(8月25日 横浜)
 中日がついに鬼門を打ち破った。総力戦も大詰めの延長12回2死一、三塁。試合を決めたのはエルナンデスだ。DeNA8番手の福地から右前に決勝適時打。今季6試合目で、初めて横浜スタジアムでの白星をもぎとった。

 「真ん中に甘く入ってきたのでうまく打つことができた。まだまだ諦めていないので、何とか3位に入れるように頑張っていきたい」

 初回にも左中間2点二塁打を放ったドミニカンが力強く宣言した。初回に3点先制しながら、先発のバルデスが乱調で6回途中KO。雨の中、12回までもつれ込んだが、今月に入ってから「勝利の方程式」を任されている山井、浅尾、田島の3投手に全員2イニングずつ投げさせる執念の継投で白星をつかみ取った。

 待望の横浜初勝利で、ここ9戦で8勝1敗の進撃。谷繁兼任監督は「中継ぎが0点で抑えてくれているからこういう試合ができている。またあしたも勝てるように頑張ります」と前を見据えた。5位のDeNAとはゲーム差なしとなり、26日、2カ月ぶりの最下位脱出を狙う。(山添 晴治)

 ▽山井(中日)通算1000投球回 25日のDeNA17回戦(横浜)で達成。プロ野球341人目。初登板は2002年4月27日の広島戦。

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