ヤクルト“8番勝負”白星発進!石川、3年ぶり中4日で「攻めた」

[ 2015年8月25日 21:38 ]

<ヤ・巨>力投するヤクルト先発・石川

セ・リーグ ヤクルト5―2巨人

(8月25日 神宮)
 ヤクルトが“真夏の8番勝負”を白星スタートした。25日から巨人(神宮)、阪神(甲子園)との6連戦、そして移動日を挟んで巨人と2連戦(富山、金沢)。その初戦をたくされた石川が、7回2/3を4安打2失点と好投。5回までは巨人打線を無安打に抑えて試合の主導権を渡さなかった。

 「最初から飛ばして、いけるところまでという気持ちで投げました。中村が本当にいいリードをしてくれたので、気持ちよく投げられた。(打線が)先に点数を取ってくれたので、気持ち的には楽に、攻めてピッチングができた」。お立ち台で胸を張った。

 3年ぶりの中4日での先発。上位2球団との連戦の初戦、指揮官の期待に見事に応えてみせた。

 その石川を好リードで支えた中村は、バットでも貢献した。1点リードの2回、先頭で打席に入ると左越え2号ソロを放ってチームに流れを引き寄せた。

 「打った瞬間、行くなと思った。数少ない…年間、打てるか分からないので、いつ打っても気持ちいい」とニッコリ。そして「石川さんが中4日で巨人戦に先発するということで、なんとか勝ちをつけてあげたかったですし、僕も必死にリードしようと思った」と話し“正念場”の戦いに向けて一段と表情を引き締めた。

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2015年8月25日のニュース