岩隈、突然の乱調…まさかの1イニング7失点で3敗目

[ 2015年8月25日 14:20 ]

アスレチックス戦に先発したマリナーズ・岩隈=シアトル

ア・リーグ マリナーズ5―11アスレチックス

(8月24日 シアトル)
 マリナーズの岩隈久志投手(34)が24日(日本時間25日)、シアトルで行われたアスレチックス戦に先発。4回までほぼ完ぺきな投球を見せていたが、5回に突如崩れてまさかの1イニング7失点。マリナーズは5―11で敗れ、岩隈は4回2/3を投げて7安打7失点、1四球4三振で3敗目(5勝)を喫した。1試合7失点はメジャー自己ワーストタイ。

 序盤は抜群の制球力でアスレチックス打線を手玉に取り、4回を投げ終えた時点で許した安打は内野安打1本のみ。球数も少なく、完封を期待できるような内容だった。

 しかしマリナーズが5―0とリードし、6勝目が見え始めた矢先の5回。先頭打者に二塁打を打たれるとそこから2死満塁のピンチを招き、バーンズに2点適時二塁打を許すと、カンハにも2点適時二塁打を許してあっという間に1点差に迫られた。

 続くレディックは一塁へ平凡なゴロ。なんとかリードを保ってチェンジと思われたが、一塁手のまずい守備で同点に。その直後に相手4番・バレンシアに左越え2ランを浴び、ここで岩隈は降板した。

 前々回登板ではノーヒットノーラン、前回登板では日米通算150勝を達成した岩隈だったが、この日は今季ワーストの7失点。岩隈の後を受けた中継ぎ陣も打ち込まれ、マリナーズは大敗を喫した。

 ▼岩隈の話 ブルペンからバランスが良くなかった。修正しようと思ったが、途中から修正がきかなかった。走者を出してからのセットポジションの感じが良くなかった。

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2015年8月25日のニュース