巨人・小山、2回途中3失点で降板ガックリ「ひとり相撲に…」

[ 2015年8月25日 19:12 ]

<ヤ・巨>初回2死満塁、ミレッジ(手前)に押し出し四球を与える小山

セ・リーグ ヤクルト―巨人

(8月25日 神宮)
 巨人の先発・小山が早々にマウンドを降りた。当初、先発予定だったマイコラスが上半身のコンディション不良で離脱したため、今季2度目の先発。だが、初回から不安定な投球で1回2/3、4安打4四球の3失点と乱れた。

 初回、いきなり先頭の比屋根に中前打を許すと、続く川端にも右前打。山田には四球で無死満塁のピンチを背負う。畠山を遊直、雄平は空振り三振に仕留めて何とか2死までこぎつけたが、ミレッジには押し出し四球を与えた。大引を二ゴロに打ち取り1失点で切り抜けたものの、2回に入っても立ち直る兆しは見えなかった。

 先頭・中村に左越え2号ソロを浴びて2失点目。さらに投手の石川にも中前打を許した。比屋根は三ゴロ併殺打に打ち取ったが、川端、山田に連続四球。ここでたまらずベンチが動き、小山は47球で降板。2番手・田原が畠山に左前適時二塁打を打たれて、ビハインドは3点に。昨年9月以来、遠のいている白星をこの日も手にすることはできず、小山は「カウントを作ることに苦しみ、ひとり相撲のピッチングになってしまい申し訳ないです」とうなだれた。

続きを表示

2015年8月25日のニュース