清宮の弟・福太郎 兄超え世界1号「上、行ったかなみたいな…」

[ 2015年8月25日 05:30 ]

試合後の会見で笑顔を見せる清宮の弟・福太郎

リトルリーグ世界選手権予選リーグ国際の部 日本3―1メキシコ

(8月23日 ウィリアムズポート)
お兄ちゃんを超えた!リトルリーグ世界選手権が23日(日本時間24日)、米ペンシルベニア州のウィリアムズポートで行われ、日本代表の東京北砂に所属する清宮の弟・福太郎がメキシコ戦で代打本塁打を放った。

 5回、右打席から初球のカーブを思い切り叩き左翼席へ。大会2試合、2打席目での初アーチに「監督から三振か本塁打でいいと言われ気持ちが楽になった」。跳びはねながらダイヤモンドを一周し、ジャンプしてホームを踏んだ。

 同じ東京北砂所属だった兄は、3年前の大会で3本塁打を放って世界一に輝いた。当時、その姿をスタンドで見ていた福太郎は「お兄ちゃんはその時、中1で。自分は(小学)6年生で打てて、少しですけど、上、行ったかなみたいな…」とあどけない表情で話し、周囲を笑わせた。1メートル68、65キロとサイズは尊敬する兄に劣るが、清宮家の弟らしい負けん気も見せた。東京北砂は26日(同27日)にベネズエラと対戦する。 (奥田秀樹通信員)

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