イチロー 頭脳的走塁で魅せた!次打者の二ゴロを内野安打に

[ 2015年6月16日 05:30 ]

<マーリンズ・ロッキーズ>7回、代打で出場し、中前適時打を放つマーリンズのイチロー

ナ・リーグ マーリンズ1―4ロッキーズ

(6月14日 マイアミ)
 マーリンズのイチローが古巣ヤンキース戦を前に存在感を示した。3点を追う7回2死二塁で代打出場。左腕デラロサの外角低めの変化球を拾い、唯一の得点となる中前適時打を放った。

 さらに頭脳的な走塁も見せた。続くゴードンの緩い二塁へのゴロで、スタートを遅らせて意図的にゴロと二塁手の間を走り抜けることで打球処理を遅らせて内野安打に。「僕として一番やりたくないのは、止まったことで二塁(封殺で)でアウトにされること」と説明した。直後には三塁へ今季5個目の盗塁を成功させ、メジャー通算500盗塁にあと7とした。

 現在、12試合連続先発出場中の中堅オズナが10打席無安打と調子を落としており、ダン・ジェニングズ監督も「イチローはア・リーグを知り尽くしている」と4連戦のキーマンに指名。イチローは先発出場を猛アピールし、準備を整えた。

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