マー君 イチローに「完敗」 点の取られ方を反省「腹立たしい」

[ 2015年6月16日 12:21 ]

<マーリンズ・ヤンキース>ヤンキース先発の田中は7回に勝ち越し本塁打を浴び下を向く(AP)

インターリーグ ヤンキース1―2マーリンズ

(6月15日 マイアミ)
 ヤンキースの田中将大投手(26)は15日(日本時間16日)、マイアミでのマーリンズ戦に先発し、7回9安打6奪三振で2失点、今季2敗目(4勝)。公式戦初対決となったイチロー外野手(41)には2安打を打たれ、「完敗」と振り返った。

 ―今日の投球を全体的に振り返って?

 「ストライクを取るのに苦労してしまった。そういうところでなかなかリズムが中盤まで自分のリズムで投げられなかったというのは自分でも感じていた。中盤以降は自分の中でリズムをつかめて落ち着いて投げることができた」

 ―点を取ってもらった後に失点してしまった。

 「数字だけ見れば7回2失点ですけど、点の取られ方が自分の中では腹立たしい点の取られ方だった」

 ―注目されていたイチローとの対戦で、マウンドから打席にイチローが入るのを見た気分は?

 「やっぱり意識はしましたね。それでいて2安打も打たれてしまったので完敗としかいいようがないですね」

 ―5回の自身の打席では見逃し三振で苦笑いを浮かべる場面もあったが?

 「いろんな球を想定していたんですけど、内側から入ってくる変化球だけは頭にまったくなかったので、体が動かなかったですね」

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