ツインズ、超大物新人デビュー「特別な日になった」

[ 2015年6月15日 15:10 ]

ツインズのバイロン・バクストン外野手(右)は決勝のホームを踏んでトレバー・プルーフ内野手とタッチ (AP)

ア・リーグ ツインズ4―3レンジャーズ

(6月14日 アーリントン)
 ツインズの超大物ルーキー、バイロン・バクストン外野手(21)が14日のレンジャーズ戦でメジャーデビューを果した。

 バクストンは「9番・センター」で先発出場。4打席無安打に終わったが、9回の第4打席に相手の野選で出塁すると、ロサリオの右中間を割る二塁打で一塁から快足を飛ばして決勝のホームを踏んだ。

 「チームが勝ててうれしい。メジャーデビュー戦で決勝のホームを踏むことができて最高だよ。一生忘れられない特別な日になった」とバクストンは試合後にコメント。モリター監督は「普段は自己抑制ができる選手だが、さすがにきょうは神経質になっていたようだね。でも、守備は安心して見られた。打撃の方は経験を積めば良くなるよ」と未来の大器の期待を込めた。

 12年にツインズからドラフト1巡目(全体2位)で指名されたバクストンは13年に米野球専門誌の「マイナーリーグ年間最優秀選手賞」に輝き、メジャーリーグ公式サイトの将来有望な若手選手でも1位にランクされている。

 「高打率、長打力、走塁技術、守備力、肩の強さ」と5つの能力がそなわった「5ツールプレイヤー」と称され、チームメートの先発右腕ヒューズも「バクストンはこの世界で成功するために必要なものをすべて持っている」とその才能に舌を巻く。

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