Aロッド 史上4人目2000打点 昨季“全休”も期待上回る活躍

[ 2015年6月15日 05:30 ]

<オリオールズ・ヤンキース>6回無死一塁、右中間に通算666号を放つロドリゲス(AP)

ア・リーグ ヤンキース4―9オリオールズ

(6月13日 ボルティモア)
 ヤンキースのアレックス・ロドリゲスが13日(日本時間14日)のオリオールズ戦で、史上4人目の通算2000打点をマークした。2―4の6回無死一塁、右中間席へ運ぶ通算666号。これで2001打点とし、2297打点で1位のハンク・アーロンら過去3人しか達成(打点が公式記録となる1920年以前の記録も含む)していない大台に到達した。

 拍手とブーイングが交錯する中でダイヤモンドを一周した背番号13は「偉大なアーロンらとともに名前を挙げられるのは素晴らしい」としたが、「最も重要なのはチームが勝つことだから」と3連敗に笑顔はなかった。

 通算安打も2995本とし、史上29人目の3000安打に残り5本に迫った。昨季は薬物規定違反で全休しながらもここまで打率・273、12本塁打、32打点と期待を上回る活躍。「39歳になり、29歳の頃よりも難しくなった」と体の衰えも口にするが、「チームが勝つために手助けできるようにやるだけ。記録は考えていない」と頼もしかった。

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