阪神、延長サヨナラ勝ち!8点差追いつかれるも鳥谷が決勝犠飛

[ 2015年6月3日 22:26 ]

<神・ロ>10回1死満塁、サヨナラ犠飛を放ち、ナインの手荒い祝福から逃げる鳥谷(中央)

交流戦 阪神9―8ロッテ

(6月3日 甲子園)
 阪神が延長戦の末に9―8でロッテにサヨナラ勝ち。連敗を3で止めた。

 初回にゴメスの2ランで先制するなどロッテ投手陣を攻め、6回までに8得点。先発の藤浪も6回まで2安打無失点と好投し、快勝ペースだったが、7回に“悪夢”が待っていた。
 
 藤浪は1死三塁から二塁失策で失点し、自身の連続無失点が32回で途切れると、そこからズルズルと崩れた。中村に左前打を許して一、二塁をピンチを広げ、2死後に代打・井口に2点タイムリー二塁打を浴び、清田に四球、続く鈴木に中前適時打を浴びて降板。代った高宮が角中に中前適時打、さらに3番手の松田が今江にバックスクリーンへ3ランを被弾して同点に追いつかれた。

 それでも前日は9回2死から角中に逆転満塁弾を浴びた抑えの呉昇桓が9、10回を無失点に抑え、10回1死満塁から鳥谷が決勝の左犠飛を放った。

 ロッテは今季すでに6勝を挙げている先発のイ・デウンが3回6安打4失点と誤算。打線が驚異的な粘りを見せたが、最後はカルロス・ロサがつかまった。

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2015年6月3日のニュース