カ軍外野手、不本意な退場で記録止まる…ジーター越えならず

[ 2015年6月3日 16:05 ]

球審に抗議するカージナルスのホリデー(右)はマシーニー監督(中央)に止められる (AP)

ナ・リーグ カージナルス1―0ブルワーズ

(6月2日 セントルイス)
 カージナルスのマット・ホリデー外野手(35)が2日のブルワーズ戦で退場処分となり、継続中だった連続試合出塁の記録が45でストップした。

 1―0とカージナルスのリードで迎えた7回、無死1塁の場面で右バッターボックスにはこれまでの2打席で凡退しているホリデー。1ボール2ストライクからブルワーズの先発右腕・クレイビーが投じた内角のカットボールをホリデーは自信を持って見逃すも、判定はストライク。

 三振に倒れたホリデーは打席内で球審に抗議。その後、不満をこぼしながら一塁側ベンチへ返り始めると、このタイミングで退場を宣告された。再び球審に抗議するホリデーを止めに入ったマイク・マシーニー監督(44)も、この際に暴言があったとして退場処分となった。

 通算4度目の退場となったホリデーは「何ら汚い言葉は使っていない。選手にだって不満を言う権利はあるだろ」と怒り心頭。99年にヤンキースのジーターが樹立した53試合連続出塁にあと8試合と迫っていた同選手だが、退場という不本意なかたちで記録が途絶えてしまった。それでも本人は「長く続いたね。でも、あすも試合に出て続けることには変わりないさ」と特に記録へのこだわりを持っている様子はなかった。

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