マー君 メジャー復帰戦へ最終調整「結果を出せるように」

[ 2015年6月3日 10:24 ]

試合前、笑顔でキャッチボールをするヤンキース・田中

 3日(日本時間4日午前4時40分開始)のマリナーズ戦で41日ぶりにメジャー復帰するヤンキースの田中将大投手(26)が2日(同3日)、セーフコ・フィールドで最終調整を行った。右手首の腱炎と右前腕部の張りで4月下旬にDL入りしたため、メジャーでの登板は4月23日のタイガース戦以来。キャッチボールでは変化球を交えて力強い球を投げた右腕は「楽しみは楽しみですけど、(マウンドに)立つだけでは意味がないですから。結果を出せるように投げたい」と力を込めた。

 前日はヤ軍のピネダとマ軍の10年サイ・ヤング賞右腕ヘルナンデスが、3回まで互いに無失点投球と序盤は投手戦を展開。それをベンチから見守り「序盤なんかは投手戦になるんじゃないかという感じの雰囲気でしたし、ああいう雰囲気の中で投げたいなというのが正直なところ。あすは球数が80球くらいと決まっているけど、一つでも多くアウトを取れればいいと思う」と刺激を受けたことを明かした。

 セーフコ・フィールドは昨年6月11日に2失点完投と好投し、節目の10勝目を挙げた球場。だが、今季は昨季40本塁打を放ってア・リーグ本塁打王を獲得したクルーズが加入し、好打者カノらに加えて打線にさらに厚みが出た。「いいバッターがそろっているし、打線をつなげさせないように要所、要所を抑えていければ」と攻略のイメージを口にした。

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2015年6月3日のニュース