オリ福良監督代行 初陣飾れず…また1点差ゲーム落とす

[ 2015年6月3日 05:30 ]

<巨・オ>巨人に敗れ、駿太(左)と腕を組み引き揚げる福良監督代行

交流戦 オリックス1-2巨人

(6月2日 東京D)
 オリックス・福良監督代行の初采配はわずか2時間30分で終わった。「そんなに疲れたこともないよ」と疲労の色は見せなかったが、得点は9回のT―岡田の5号ソロのみで黒星スタート。森脇監督時代に2勝14敗と負け越した1点差ゲームでの敗戦と、今季を象徴する試合となった。

 それでも独自のカラーは打ち出した。打撃不振の糸井を14試合ぶりに1番に据え、新人の西野をプロ初の3番で起用した。森脇監督から「思い切ってやってくれ」と激励されたことを明かし、敗戦後も「足をどんどん使っていく。いる人間でやるよ」と前を向いた。

 チームは4連敗で、借金は今季ワースト更新の16。観戦していた宮内義彦オーナーは「きょうは記者会見の通り」とだけ話し、球場を後にした。

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2015年6月3日のニュース