大ブーイングも動じず!Aロッド 田沢からメイズに並ぶ660本塁打

[ 2015年5月3日 05:30 ]

<レッドソックス・ヤンキース>代打で決勝660号本塁打を放ち、試合後のインタビューを受けていたロドリゲスの目に涙が…

ア・リーグ ヤンキース3―2レッドソックス

(5月1日 ボストン)
 ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(39)が1日(日本時間2日)、レッドソックス戦でウィリー・メイズに並ぶ歴代4位の通算660本塁打を放った。マリナーズ時代の94年にメジャーデビューしたフェンウェイ・パークで、同僚からシャンパンで祝福されると「特別な場所で打ててうれしい。メイズは自分にとってのヒーロー。感動している」と目に涙を浮かべた。

 同点の8回1死走者なしから代打で登場。敵地ファンから大ブーイングを受けたが、動じなかった。3ボールから田沢の真ん中に入った95マイル(約153キロ)直球を強振。116マイル(約187キロ)の弾丸ライナーは瞬く間に高さ11・3メートルの名物グリーンモンスターを飛び越えた。代打での本塁打はキャリア21年目で初めてだった。

 だが、この一発が「議論」を再燃させる可能性は高い。節目の本塁打ごとに600万ドル(約7億2000万円)のボーナスを受け取る契約を結んでいるが、ヤ軍は昨季の禁止薬物使用を理由に支払いを拒否している。6本塁打、14打点はいずれもチーム2位とヤ軍に欠かせない存在となっているが、その動向からも目が離せない。

 ▼ウィリー・メイズ氏 660号おめでとう。記録は破られるものです。今後の活躍も願っています。

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