ロサリオ二飛で同点生還!V打…でも緩慢走塁で懲罰交代

[ 2015年5月3日 05:30 ]

<ヤ・広>5回無死一、三塁、鈴木誠の二犠飛で三塁走者・ロサリオが好走塁で生還

セ・リーグ 広島6-2ヤクルト

(5月2日 神宮)
 誰も予測できない「ロサリオ劇場」で、広島が連敗を2で止めた。0―1の5回、三塁内野安打で出塁し、盗塁と安打で三塁まで進んだロサリオは、鈴木誠の深い二飛でタッチアップから同点のホームを陥れた。

 「捕った位置と捕り方が悪かったので、強いボールは投げられないと思った」と判断し、猛然とスタート。間一髪でセーフとなり、手を叩いて喜んだ。

 珍しい「二犠飛」の次はバットだ。「甘い球をしっかり叩こうと思っていた」と、6回2死二塁で左翼線に決勝打を放った。ただ、その後にオチがついた。二塁打性の打球で一塁で止まったことで、直後の守りから懲罰交代。2回の守備でも悪送球して先制点を与えていたロサリオについて、緒方監督は「打って走らないやつを使うわけにはいかない」とおかんむりだった。

 ▼ヤクルト・山田 走るかもと思い、捕った瞬間走者を見た。アウトかと思ったが、最後に(送球が)跳ねた分、後ろに回り込まれてセーフになった。

 ▼広島・小窪(2―1の8回1死満塁で代打グランドスラム。満塁弾は自身初)外野フライでも1点だと思って狙い球を絞った。まさか入るとは思わなかった。ホッとした。

続きを表示

2015年5月3日のニュース