イチロー感激「泣きそうやね」 41歳の一発にナインもファンも興奮

[ 2015年4月30日 12:22 ]

メッツ戦の8回に今季1号となる3ランを放ったイチロー(右)はチームメートに迎えられ笑顔(AP)

ナ・リーグ マーリンズ7―3メッツ

(4月29日 マイアミ)
 米大リーグ、マーリンズのイチローが29日(日本時間30日)のメッツ戦で今季1号となる右越え3ランを放った。

 「7番・左翼」で9試合連続の先発出場。3打席目まではいずれも内野ゴロに倒れていたが、1点リードで迎えた8回1死一、三塁から左腕A・トーレスの内角高め150キロの速球を右翼スタンドへ運んだ。

 「何投げてくるかさっぱり分からない。どれかに絞ることはできなかったので、とにかくインプレーにしたいと思っていた」とイチロー。昨年7月以来となる本塁打は勝利を決定づける貴重な追加点をもたらした。

 41歳のベテランの一発にベンチもスタンドも大興奮。「イチロー」コールが響く。「チームメートもファンの人もあんなに喜んでくれたら泣きそうやね。みんなにこんな(雰囲気を)つくってもらって、というのは初めての経験」と感激していた。

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