4番ルナ復帰で「3D」躍動!エルナンデス セーフティースクイズ決めた

[ 2015年4月30日 05:30 ]

<巨・中>4回無死二、三塁、セーフティースクイズを決める中日・エルナンデス。投手は巨人・菅野

セ・リーグ 中日5-1巨人

(4月29日 東京D)
 「4番復帰効果」はてきめんだ。右肘痛から10試合ぶりに復帰した中日・ルナに引っ張られるように打線がつながり、快勝。ナニータ、エルナンデスを含めたドミニカントリオ「3D」が全員打点を挙げる活躍で連敗を4で止めた。

 4回に先制点につながる四球を選び、5回には右前適時打したルナは胸を張った。

 「体調は万全。きょうはチーム全体が必死にやっていたと思うよ」

 5番ナニータは4回無死一、二塁で菅野から左翼線へ先制二塁打。続くエルナンデスが意表を突くセーフティースクイズを決めた。外国人野手のスクイズ成功は11年8月16日ヤクルト戦で阪神・マートンが記録して以来。「内野が後ろにいるのが分かっていたんで、しっかりバントすれば点が入ると思っていた」。

 谷繁兼任監督も「3人揃うと元気が出るんじゃないですか」とニンマリ。貯金1で首位に1ゲーム差に迫った。

 ≪1ゲーム差に4チーム≫セ・リーグは同率首位の巨人、ヤクルトと3位DeNA、4位中日まで1ゲーム差に詰まった。4月終了時に上位4チームが最も接近したのは97年パの0・5ゲーム差。セでは65年、91年の1ゲーム差が最接近例。もし、30日に巨人、ヤクルトが敗れDeNAが広島に勝つと2リーグ制後の4月終了時では初の上位4チームがゲーム差0となるがどうか。

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