西武 大阪桐蔭トリオで田中粉砕 浅村&おかわり&森で初回4打点

[ 2015年4月30日 05:30 ]

<ロ・西>初回無死一、二塁、左中間に適時二塁打を放つ中村

パ・リーグ 西武7-0ロッテ

(4月29日 QVC)
 西武の誇る大阪桐蔭トリオが田中に洗礼を浴びせた。初回無死一、二塁で浅村が先制中前打。4番・中村も左中間適時二塁打で続き、1死二、三塁から、6番の森が中堅フェンス最上部直撃の2点二塁打。3人で初回の全4打点を挙げた。

 「制球に苦しんでいたので打てる球を打とうと思った。ゾーンを甘めに設定して打ちました」

 中村の言葉が田中攻略の合言葉だ。宿舎でのミーティングで、3月18日ソフトバンク戦と、4月7日のイースタン・リーグ、西武戦の田中の登板をチェック。田辺監督が「制球がブレる点は確認した」と話した通り、選手各自がストライクゾーンを絞って対応。秋山、栗山の連続四球で動揺を誘った。浅村は「ストライクを取りに来た球を振った」と話せば、森は「甘いところに来たので。いったと思ったけどパワー不足」とナイン全体に意識は浸透していた。

 チーム総得点87のうちトリオで52打点を稼ぐ。「新人は緊張していたんじゃないのかな」と話した指揮官も「3人の前に走者がいると得点になるね」と称えていた。

 ▼西武・秋山(田中について)きょうの投球がMAXではないでしょ。

 ▼西武・十亀(7回5安打無失点で2勝目)打線の援護もあって、しっかり投げられた。(田中との先発対決は)初めて先発した投手と何年かやっている投手の差かなと思います。

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2015年4月30日のニュース