黒田宣言「新井のバットを折る」 初登板シード打撃で対決へ

[ 2015年2月28日 06:06 ]

新井(手前)と談笑しながらアップする黒田

 大リーグから古巣・広島に復帰した黒田が28日にシート打撃に初登板する。打席には新井が立つ予定で、テーマを問われた右腕は「取りあえず新井のバットを折ります」と笑顔で宣言。

 2歳年下の新井とは、26日の夜も一緒に食事に出かけた。08年に黒田がドジャースへ、新井が阪神へと移籍する直前までは、エースと主砲としてチームを支えてきた戦友だ。25日にフリー打撃に登板した際はスプリットを投じなかったが、「球種も含めていろんな配球を試せる時」と、実戦モードの投球へとシフトする。

 黒田との対戦に、新井は「若い頃に沖縄キャンプでフリー打撃で投げてもらったことがありました。全然、前へ飛ばなかったことを覚えています」と思い出をたどった。今キャンプでは練習、実戦を通じてバットはまだ2本しか折っていない。「黒田さんがそう言うなら、本当に折りにきますからね。数は残っているので、ホテルからたくさんバットを持っていきます。(打席に)立たせてもらえるのは、凄くぜいたく」と、こちらも笑みがこぼれた。

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2015年2月28日のニュース