オリ吉田一“強制”中田狩り宣言　イベントＭＣはあの人

北川事業本部企画事業部プロジェクトマネジャー（左）の司会でトークショーを行う吉田一

　オリックスの吉田一将投手（２５）が、中田狩りを誓わされた。京セラドーム大阪でトークショーに参加。今秋まで２軍打撃コーチだった北川博敏企画事業部プロジェクトマネジャーがＭＣを務めるイベントで、投げやすい“カモ”は誰かの質問に困っていると、「中田だろ」と日本ハムの主砲を強制指名させられた。

　同い年のため「多少は意識している」という吉田一だが、実は今季１２打数無安打という相性の良さ。「紙一重ですが、長距離砲なので（制球を）間違えないようにしていた。ボール球を振らせるように」と慎重さが奏功した。４番封じは白星に直結するだけに、「向こうも打てていないのは分かっているでしょうから、負けないようにします」とキッパリ誓った。

　新人で５勝を挙げたが「全然、満足はしていない」とし、来季は２桁勝利を最低目標に掲げている。日大の先輩でもある北川ＭＣに振られたとはいえ、中田狩りは本音だろう。ちなみに最も苦手な打者は「西武の栗山さん」と即答。１３打数８安打の打率・６１５とカモにされただけに、天敵封じも２桁勝利には必須だ。開幕からのローテーション入りを目指し、年明けからは古巣のＪＲ東日本で自主トレする。