西武・田辺監督 プロレスラー武藤と珍公約 負け越したら“頭そってひげを”

[ 2014年12月24日 05:30 ]

トークショーで盛り上がる武藤敬司(左)と西武・田辺監督

 武藤が2人になっちゃう!?西武の田辺新監督が故郷・山梨でトークショーを行い、プロレスラーの武藤敬司と初共演。下吉田中で4学年上だった先輩から、思わぬ珍公約を突きつけられた。

 武藤 監督は地味だもん。来年負け越したら、俺みたいに頭そって、ひげを付けろよ。そのくらいはやってほしいよ。

 田辺監督 Bクラスだったらですね…。その代わり、Aクラス以上なら西武プリンスドームに来てもらいましょう。

 武藤 そりゃあ、いつでも行く。ウグイス嬢もするよ。

 田辺監督 優勝したら、あれ、やりましょう。

 あれとは、武藤の代名詞「プロレスLOVEポーズ」。この日も2人の故郷・富士吉田市の象徴、富士山をバックにそろって決めた。7年ぶりのリーグ制覇を果たせば、西武プリンスドームで再び共演することになる。

 武藤の4歳下の妹と、田辺監督が同級生だったことで昔からの知り合い。武藤が「監督は野球も勉強も、よくできたらしい」と紹介するなど、軽快なクロストークで約600人を楽しませた。会場には田辺監督が顧問を務める山梨ふじやまボーイズなど少年野球8チームも集結。武藤が「この子たちをドラフトで、ひいきして獲りにいくの?」と質問すると、田辺監督が「その頃、自分はチームにいないかも」と苦笑い。すると、武藤が間髪入れずに「プロレスだったら俺の一存で入れてやるぞ」と勧誘し、爆笑の渦となった。

 富士山が昨年6月に世界遺産に登録されたことを祝って、開催されたイベント。ともに登頂経験はないが、プロの世界で日本一を目指す思いは一緒だ。先輩の手荒いエールに田辺監督は「身に余る光栄。気合が入る」と闘志をみなぎらせた。

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2014年12月24日のニュース