長野 2000万円増の2億円「ねぎらいの言葉を頂いた」

[ 2014年12月24日 14:42 ]

更改を終えて笑顔を見せる長野

 巨人の長野久義外野手(30)が24日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季から2000万円増の年俸2億円(推定)でサインした。「ケガと戦いながらよく頑張ってくれたとねぎらいの言葉を頂いた」と語った。

 今季は130試合に出場し、規定打席到達者の中ではチームトップの打率・297をマークし、13本塁打、62打点。打撃や再三の好守備などでリーグ3連覇に貢献した。

 8月21日のヤクルト戦(神宮)で同点の9回1死一、二塁で右中間の打球を好捕した際に右膝を負傷。しかし、その後も1軍に同行したままリハビリを続けて9月からは痛みを押して先発復帰。阪神とのCSファイナルS(東京ドーム)でも全て先発で出場した。「ケガに悩まされたシーズンでした。チームとしてはリーグ3連覇できましたけど、CSで負けてしまってすごく悔しい1年でした」と振り返った。

 シーズン終了後の11月に都内の病院で右膝の半月板修復手術と右肘のクリーニング手術を受けた。連日リハビリに励んでおり「順調だと思います」。年明けは例年通り、阿部や坂本らとグアムで自主トレを行う。順調にいけばグアムではランニングを再開する見込みだ。

 「しっかりとリハビリをやって完璧な状態でチームに戻れるようにしたい。開幕に間に合うように。元気な姿を見せられるように頑張りたいと思います」と開幕からの完全復活を誓った。

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