広島・大瀬良 大学の先輩でも“プロ新人”には「負けたくない」

[ 2014年12月24日 05:30 ]

九州共立大出身プロ野球選手後援会に出席した(左から)新垣、馬原、川満、大瀬良、竹下、福地

 広島・大瀬良大地投手(23)が23日、北九州市内のホテルで「九州共立大出身プロ野球選手後援会」に出席。今秋ドラフト会議で指名された2人の大学時代の先輩に挑戦状を叩きつけた。

 気心知る相手だけに、負けられない。ヤクルト1位・竹下、DeNA4位・福地は九共大の1年先輩。しかしプロの世界に足を踏み入れた今、尊敬の対象は倒すべき相手に変わった。

 「身近にいた先輩と同じ世界で野球ができることは嬉しい。でも僕は1年早くこの世界でやっているし、負けたくない気持ちはある」

 1年目の今季は10勝8敗で新人王を獲得。“プロの先輩”としての意地がある。現在は大学の寮に泊まり込み、午前5時30分に起床して約2時間のトレーニング。その後に自動車教習所に通うなど、多忙な日々を続けている。同じく会に出席し、「大瀬良とは次元が違うので、僕は僕なりに…」とした竹下に、「内に秘めたものが、すごいんですよ」と苦笑した。プロ野球選手として成長するために、誰にも負けるつもりはない。

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2014年12月24日のニュース