延長30回で決着つかず!高校軟式野球準決勝 3日目に突入へ

[ 2014年8月29日 14:39 ]

 第59回全国高校軟式野球選手権大会は29日、兵庫県の明石トーカロ球場で、前日0―0で延長15回サスペンデッドゲーム(一時停止試合)となった準決勝の中京(東海・岐阜) ―崇徳(西中国・広島) の続きが行われたが、両者譲らず延長30回0―0のまま2日目も終了。再びサスペンデッドゲームとなり、30日(午前11時)に延長31回から行われることになった。

 中京は11安打、崇徳は19安打を放つがともに得点できず。中京は松井、崇徳は石岡がともに30回を投げ抜いている。

 これまでの最長イニング試合は25回で、第26回大会(1981年)の大津(山口)―口加(長崎)と、第28回大会(83年)の平工(福島)―松商学園(長野)で記録。硬式では25回で、第19回大会(1933年)の中京商(愛知)―明石中(兵庫)が記録している。

 現在、硬式では延長15回が終わっても引き分けの場合は、翌日に再試合となるが、同大会では決勝戦を除いてサスペンデットゲームが適用されている。サスペンデッドゲームが行われたのは、10年の準決勝、中京―能代(北東北・秋田)以来だった。

 なお、これまで国内での最長延長試合は、第38回天皇賜杯全国軟式野球大会(1983年)で記録された、田中病院(宮崎県)―ライト工業(東京都)の延長45回となっている。

 決勝は31日(午前11時)に予定されており、勝者は初出場の三浦学苑(南関東・神奈川)と対戦する。

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2014年8月29日のニュース