松坂 白星逃すも7回零封に満足げ「要所でいい球を投げられた」

[ 2014年7月8日 13:08 ]

イニングの合間にストレッチするメッツ先発の松坂(AP)
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ナ・リーグ メッツ4―3ブレーブス

(7月7日 ニューヨーク)
 メッツ・松坂が今季最長となる7回を無失点に抑え、先発3連敗中で生き残りを懸けたマウンドで踏ん張った。

 序盤の3イニング全てで得点圏に走者を許し、その後も粘りの投球を見せた。三者凡退は5、7回の2度だけだったが100球を投げ6安打2四球で今季ベストパフォーマンスとなった。勝ち投手の権利を得たがリリーフが打たれ4勝目は消えたものの「要所でいい球を投げられた。粘り強く投げていけるのが自分だと思う。きょうはそれができた」と振り返り、「8回も行く準備はしていた。投げたかった」と余力のあるところを見せた。

 チーム開幕投手のジーの復帰で先発枠から外れる可能性もあったが、左腕ニースが肩痛のため15日間の故障者リスト入りで前半戦中は引き続き先発を務めることが濃厚となった。結果を求められることは変わりないが、この日のような好投を見せれば後半戦でも先発を任されることになりそうだ。

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